肛門周辺の筋肉にはどのようなものが?便意との関係性

投稿日:2020年10月13日 更新日:

お尻の穴から約3cm奥までを肛門と呼びます。

肛門は普段閉じており、排便するときはじめて開きます。これは肛門の周りには内肛門括約筋と外肛門括約筋があり、排便するとき以外はこれらの筋肉が肛門を締めているためです。

自分の意思とは関係なく、内肛門括約筋は常に弱く締まっているため、無意識に便が漏れてしまうことはありません。しかし肛門近くへたくさんの便が下りてくると脳に刺激が伝わり、「便意」をもよおします。

しかし、このとき外肛門括約筋を動かし、トイレへ辿り着くまで便が漏れ出るのを防ぐことが可能です。これは、内肛門括約筋とは異なり外肛門括約筋は随意筋、つまり自分の意思で締めたり緩めたりできる筋肉だからです。内肛門括約筋と外肛門括約筋、これら2つの筋肉があるからこそ人々は快適な生活を送れます。

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