
アメリカ合衆国における性的多様性:全国代表調査の結果(原題:033 Sexual Diversity in the United States: Results from a Nationally Representative Survey)
D. ハーベニック B. ダッジ 、 J. ボウリング MA セイエ 、 SAサンダース
性医学ジャーナル、第13巻、Supplement_6号、2016年6月、S253ページ、https://doi.org/10.1016/j.jsxm.2016.04.032
公開日: 2016年6月1日
https://academic.oup.com/jsm/article-abstract/13/Supplement_6/S253/6994608?redirectedFrom=fulltext
目的
全国的に代表的な成人女性および成人男性のサンプルを対象に、成人の性行動および性的関心のより広範な範囲を記録する。
方法
2,021人の成人女性(n = 1046)と成人男性(n = 975)を対象とした、横断的、インターネットベースの米国全国代表確率調査。参加者は、人口統計学的項目、生涯および最近の性行動について報告し、50歳以上の性行動の魅力を評価した。
結果
参加者の大半(80%超)は、生涯でマスターベーション、腟性交、オーラルセックスを行ったと報告している。生涯でアナルセックスを行ったと報告したのは、男性の43%(挿入型)、女性の37%(受容型)であった。一般的な生涯の性行動には、セクシーなランジェリー/下着の着用(女性75%、男性26%)、デジタルヌード/セミヌード写真の送受信(女性54%、男性65%)、官能的な物語の朗読(参加者の57%)、公然わいせつ(≥43%)、ロールプレイング(≥22%)、縛る/縛られる(≥20%)、スパンキング(≥30%)、性的に露骨なビデオ/DVDの鑑賞(女性60%、男性82%)などがあった。3P(女性10%、男性18%)や遊びの鞭打ち(≥13%)はそれほど一般的ではなかった。生涯でグループセックス、セックスパーティー、セクシュアリティのクラス/ワークショップの受講、BDSMパーティーへの参加はまれであった(<8%)。アメリカ人の多くは、多くの行動を「魅力的」と認識していますが、実際に行動した人よりもその認識が上回っています。ロマンチックな/愛情表現的な行動は、最も一般的に魅力的と認識されている行動の一つです。