
挿入射精潜伏時間 (原題:Penetration Ejaculatory Latency Time)
サラ・ブラシュコ
性医学ジャーナル、第4巻第2号、2007年3月、519ページ、https://doi.org/10.1111/j.1743-6109.2007.00443_1.x
公開日: 2007年3月1日
https://academic.oup.com/jsm/article-abstract/4/2/519/6890224?redirectedFrom=fulltext
腟内射精潜時(IELT)という用語は、早漏を定量化するために文献で長い間使用されてきました。
IELTという用語自体は、すべての男性の性行為を扱っているわけではなく、男性が女性と腟性交を行うことの人為的な「正しさ」を強調していると私は考えています。
早漏を真に研究するならば、すべての男性を対象に研究を行う必要があります。これには、男性同士の性交、そして女性と肛門性交やオーラルセックスをする男性も含まれます。しかし、「IELT」という名称は、これらの男性を早漏研究の対象から除外しています。
最近の文献では、早漏の心理社会的側面が強調されている[ 1 ]。腟性交を行わない男性の場合、科学的に研究された基準からさらに逸脱するため、心理社会的側面が早漏においてより大きな役割を果たしている可能性があると私は考えている。
すべての男性の性行為を包含するため、「挿入射精潜時(PELT)」という用語の使用を提案します。この件についてご検討いただければ幸いです。