
世界オンラインセクシュアリティ調査:双極性障害の視点から見た女性のオーガズム (原題:235 The Global Online Sexuality Survey: Female Orgasm from A Bilateral Perspective)
O. シャイヤー K. シャイヤー E. セレフォグル 、 M. フォーデ A. ジラルディ
性医学ジャーナル、第14巻、Supplement_1号、2017年1月、S68ページ、https://doi.org/10.1016/j.jsxm.2016.11.150
公開日: 2017年1月1日
https://academic.oup.com/jsm/article-abstract/14/Supplement_1/S68/7011109?redirectedFrom=fulltext
目的
グローバル・オンライン・セクシュアリティ調査(GOSS)は、男女のセクシュアリティに関する継続的なオンライン疫学調査であり、世界各地で様々な言語で実施されています。一般人口における性に関する問題に関する知識の提供を目的としています。最初の調査は2010年に中東で実施され、その後2011年に米国でも実施されました。本報告書は、2016年に米国における女性のオーガズムに関する、男女両方の視点からの報告書です。
材料と方法
GOSSは2016年に米国の英語を話す女性ウェブサーファーに無作為に提供されました。参加者には合計100の質問が提供されました。
結果
女性が性交中にオーガズムに達した頻度は、常に17.8%、ほとんど29%、時々23.1%、まれに15.8%、一度も経験したことがない9.6%、わからない4.6%であった。オーガズムに達した原因としては、腟性交が62%、外部刺激が46.2%、内部手による刺激が27.1%、肛門性交が7.1%などであった。8.9%はオーガズムの表現方法がわからなかった一方、41.9%は「全身の強い収縮」、26.4%は「全身の中等度の収縮」、13.9%は「全身の微妙な収縮」などと回答した。オーガズムに達するまでの推定時間は、腟性交では中央値10分、外部刺激では8分であった。男性参加者の視点からも同じデータが報告された。