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産褥期の肛門括約筋損傷女性における性機能。分娩様式による分析

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産褥期の肛門括約筋損傷女性における性機能。分娩様式による分析

S.A.A.アングレス、C.R.C.ロス、N.E.S.エリアス、M.J.P.パラウ、M.E.P.エスプーニャ
The Journal of Sexual Medicine, 第15巻, Issue Supplement_3, 2018年7月, ページ S128, https://doi.org/10.1016/j.jsxm.2018.04.016
発行:2018年07月01日

目的

産科的肛門括約筋損傷(OASIS)の既往のある女性とない女性において、分娩様式別に性機能を評価すること。

材料および方法

合計320名の女性を前向き研究に組み入れた: 一次的に修復されたOASISの既往がある140人と、対照群としてOASISのない180人である。全患者が産後6ヵ月目に骨盤臓器脱/尿失禁性的質問票(PISQ-12)に記入した(スコア0-48。) 質問番号5(痛み)、6(性交時の尿失禁)、12(オーガズムの質)を個別に分析した。女性の性機能は分娩様式によって比較された。

結果

PISQ-12の結果は、OASISの既往がある女性とない女性で同程度であり(OASIS 8.1±3.6 vs NO-OASIS;NS;7.5±1.8)、産後6ヵ月の時点で性的に活動的な女性の割合(PWSA)は、OASIS 73% vs NO-OASIS69%であった。正常分娩の患者(OASISあり、なし)を考慮すると、PISQ-12(ともに8±1.9)に差は認められなかったが、PWSAはOASISなしの女性で44/60(73%)、43/44(98%)と有意に高かった。意外なことに、器械分娩(ID)の患者を比較すると、PWSAはOASISのある女性(59/80、73%)とない女性(82/136、60%)で有意に高かった。PISQ-12の結果は、OASIS群で有意に高くなかった(OASIS群8.1±4.5、OASISなし群7.3±41.8;NS)。参加者全員を分娩様式(正常分娩とID分娩)で比較したところ、PISQ-12の総得点に明らかな差が認められた(正常分娩6.6±3.4点 vs ID分娩5±4.5点;p<0.001)。IDは正常分娩の女性よりも質問5、6、12で悪いスコアを示した。

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